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外壁塗装は業者選びが肝心!優良業者を見極める20のチェックポイント

外壁修理や屋根修理を検討している皆さん、塗装業者のチラシや訪問営業に悩まされていませんか?実際、外壁や屋根の塗装工事は業者選びで結果が大きく変わります。残念ながら、質の悪い業者や悪徳業者も存在し、トラブルも少なくありません。この記事では、優良業者を見分けるための20のチェックポイントを具体的に解説します。

1. 優良業者の定義

優良業者を見極めるための3つの定義を紹介します。

  1. 適正価格
    • 金額が明瞭で適切であることが重要です。高すぎても安すぎても問題です。価格に見合った工事が求められます。
  2. 高品質
    • 塗装は家を水から守る重要な役割を持っています。質が悪ければ早期に劣化し、ひび割れや雨漏りが発生します。品質は外せないポイントです。
  3. 長い付き合いができる
    • アフターフォローがしっかりしている業者を選びましょう。将来的なメンテナンスや緊急時の対応がスムーズに行えます。

2. 【HP・チラシ編】チェックポイント10選

事前に確認できるホームページやチラシのポイントを以下にまとめました。これらをチェックすることで、信頼できる業者を見極める手助けになります。

  1. 施工実績が近隣にあるか
    • 近隣で実際に工事を行った実績があるかを確認しましょう。実際の施工例を見ることで、業者の実績や技術力を推測することができます。
  2. 事業所が1時間圏内にあるか
    • 業者の事業所が自宅や現場から適切な距離にあるかを確認します。事業所が近い場合、対応が迅速でトラブル時にも安心です。
  3. お客様の声を多数公開しているか
    • ホームページやチラシに、多くのお客様の声やレビューが公開されているかを確認します。実際の利用者の体験談を知ることで、業者のサービスや品質についての参考になります。
  4. 社員の顔・経歴が見える(自社職人)か
    • 業者のホームページに、社員や職人の顔や経歴が公開されているかを確認します。自社職人であることが明確であれば、技術力や安心感が増します。
  5. 工事中の管理体制が整っているか
    • 工事中の管理体制や工程管理がしっかりしているかを確認します。業者のプロジェクト管理能力が高ければ、工事の品質やスケジュール管理が安定します。
  6. 工事中の写真を残してくれるか
    • 工事中の進捗状況や工程の写真を、業者が残してくれるかどうかもポイントです。写真によって実際の工事の進行状況を確認し、信頼性を評価できます。
  7. アフターフォローが充実しているか
    • 工事完了後のアフターフォローが充実しているかを確認します。長期的なメンテナンスやサポートがあれば、安心して依頼することができます。
  8. 保証書を発行しているか
    • 業者が提供する保証書の有無を確認しましょう。品質保証や修理保証が書面で確認できれば、将来的なトラブルに対する保障が得られます。
  9. リフォーム瑕疵保険登録事業者か
    • リフォーム瑕疵保険に登録しているかどうかも重要です。保険登録事業者であれば、万が一の場合でも安心です。
  10. 職人の教育・研修をしているか
    • 業者が職人の教育や研修に力を入れているかを確認します。技術の向上と品質の確保につながります。
例: 施工実績の確認

業者のホームページやチラシには、近隣で実際に工事した実績例が掲載されていることがあります。これを確認することで、他の人も信頼して任せているという安心感が得られます。具体的な施工例を見て、その技術力や信頼性を判断しましょう。

これらのポイントをチェックすることで、安心して業者を選ぶことができます。

3. 【見積書編】チェックポイント5選

見積書の内容を細かく確認することで、業者の信頼性を見抜くことができます。以下のチェックポイントを参考にしましょう。

  1. ㎡数で算出しているか
    • 見積書には塗装する面積(㎡数)が明記され、それに基づいて費用が算出されているかを確認しましょう。面積に基づかない見積もりは不正確であり、後々追加料金が発生する可能性があります。
  2. 塗料名が明記されているか
    • どのメーカーのどの塗料を使用するかが明記されているかも重要です。具体的な塗料名が記載されていない場合、質の低い塗料が使われるリスクがあります。見積書に具体的な塗料名が明記されていることで、品質や耐久性について安心することができます。
  3. 工程・項目別に細かく算出されているか
    • 見積書が工程や項目ごとに詳細に算出されているかを確認しましょう。例えば、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りなど、各工程ごとに費用が明示されていると、どの工程にどれだけの費用がかかるかが一目瞭然です。これにより、不明瞭な費用の発生を防ぐことができます。
  4. 足場はクサビ式足場か
    • 足場の種類も確認ポイントです。クサビ式足場は安全性と作業効率が高く、信頼できる業者が使用することが多いです。見積書に足場の種類が明記されていない場合は、確認してみましょう。
  5. 50万円以上の不明瞭な値引きはないか
    • 大幅な値引きが提示されている場合、その理由を確認しましょう。特に50万円以上の不明瞭な値引きがある場合は注意が必要です。大幅な値引きが裏に、工事の品質や使用する材料の質を下げる可能性があるためです。
例: 塗料名の明記

見積書には、どのメーカーの塗料を使うのかが明記されていることが重要です。具体的な塗料名が記載されていない場合、質の低い塗料を使われるリスクがあります。例えば、「メーカーAのシリコン塗料」といった具体的な記載があると、品質についての安心感が得られます。明確な情報がない場合は、業者に詳細を確認しましょう。

これらのポイントをもとに見積書をしっかりチェックし、信頼できる業者を選びましょう。

4. 【対応・提案編】チェックポイント5選

外壁塗装を成功させるためには、業者の対応や提案力も非常に重要です。ここでは、信頼できる業者を見極めるためのチェックポイントを5つ紹介します。

  1. 見積前の点検に60分以上かけているか
    • 良い業者は、見積もりを出す前にしっかりと時間をかけて家の状態を点検します。外壁の劣化状況、ひび割れやカビの有無、周辺環境などを詳しく調査することで、適切な塗装プランを提案してくれます。点検が短時間で終わる場合は、細部まで確認していない可能性があるため注意が必要です。
  2. 説明は丁寧で分かりやすいか
    • 塗装工事の内容や工程について、業者が丁寧に説明してくれるかどうかも重要なポイントです。専門用語ばかりで理解できない説明ではなく、素人にも分かりやすく、具体的な事例や図を使って説明してくれる業者は信頼性が高いと言えます。不明点が残る場合は、納得できるまで質問しましょう。
  3. 複数の提案を作ってくれるか
    • 優れた業者は、一つのプランだけでなく、複数の提案を用意してくれます。例えば、異なる種類の塗料を使ったプランや、コスト重視、耐久性重視などの選択肢を提示してくれると、自分のニーズに合った最適なプランを選びやすくなります。
  4. 家族や将来を考えた提案をくれるか
    • 塗装工事は長期的な視点で考えることが重要です。家族のライフスタイルや将来的なメンテナンスの頻度などを考慮して提案をしてくれる業者は、顧客の満足度を第一に考えている証拠です。例えば、小さな子供がいる家庭には、安全性に配慮した塗料を提案するなどの配慮が求められます。
  5. 連絡・対応が一週間以上空かないか
    • スムーズなコミュニケーションが取れる業者かどうかも大切です。見積もり依頼や質問に対して、1週間以上待たされるような場合は、対応が遅い可能性があります。迅速に対応してくれる業者は、工事期間中もスムーズに進行することが期待できます。
例: 丁寧な説明

業者が塗装工事の内容や必要な工程を丁寧に説明してくれるかどうかもチェックポイントです。例えば、「どのような塗料を使うのか」「工程ごとの所要時間はどれくらいか」「注意点や予想される問題点」などについて、明確に説明してくれる業者は信頼できます。不明点が残る場合は、納得できるまで質問し、安心して依頼できるようにしましょう。

5. 業者の種類別おすすめ度

外壁塗装や屋根修理を依頼する際、どの種類の業者に依頼するかも重要な判断ポイントです。業者の種類ごとに特徴とおすすめ度を評価します。

地元専門店: ★★★

特徴: 地元に根付いた塗装専門業者で、長年地域での実績が豊富です。

メリット

  • 施工の質が高く、迅速な対応が期待できる
  • 地域密着型なので口コミや評判も確認しやすい
  • アフターフォローも手厚い場合が多い

デメリット

  • 規模が小さいため、繁忙期にはスケジュールが埋まりやすい
リフォーム会社: ★★

特徴: 外壁塗装以外にも様々なリフォームを手掛ける会社です。

メリット

  • 外壁塗装だけでなく、家全体のリフォーム提案が受けられる
  • トータルコーディネートが可能

デメリット

  • 専門業者に比べて塗装の質が劣ることがある
  • 外注業者を使うため費用が高くなる場合がある
ハウスメーカー・工務店: ★

特徴: 新築やリフォームを手掛ける大手メーカーや地元の工務店です。

メリット

  • 新築時の施工を担当した業者なら家の構造をよく理解しているため、適切な提案が期待できる

デメリット

  • 塗装専門ではないため、費用が高く質が一定でない
  • 外注することが多く、中間マージンが発生しコストが上がる可能性がある
生協: ★

特徴: 生活協同組合が提供するリフォームサービスです。

メリット

  • 生協の信用度が高く、安心して依頼できる
  • 価格も比較的リーズナブル

デメリット

  • 専門性が低く、外注業者に依頼することが多いため質にバラつきがある
  • アフターフォローも生協自体が担当するわけではないため不安が残る
ホームセンター: ★

特徴: 大手ホームセンターが提供する塗装サービスです。

メリット

  • 価格がリーズナブルで手軽に依頼できる

デメリット

  • 塗装の専門性が低く、外注業者に頼るため品質が一定でない
  • アフターフォローも充実していない場合が多い

6. まとめ

外壁塗装や屋根修理は大切なメンテナンス工事です。業者選びを慎重に行い、信頼できる優良業者を見つけることが成功の鍵です。この記事のチェックポイントを参考に、安心して工事を進めてください。

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