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防水工事の種類と選び方
防水工事にはさまざまな種類があり、施工箇所や状態によって適した工法や材料が異なります。ここでは、代表的な防水工事の種類と特徴、およびそれぞれの費用相場をご紹介します。外壁修理や外壁塗装、屋根修理、屋根塗装を考えている方のために、最適な選び方のポイントも解説します。
1章 防水工事の種類と特徴
- ウレタン防水
- 施工箇所:ベランダ、屋上、陸屋根
- 耐用年数:8~12年
- 特徴:液体状の防水材を塗装するため、複雑な形状でも施工しやすい。
- 費用相場:4,500~7,000円/㎡
- 工法:密着工法、通気緩衝工法
- FRP防水
- 施工箇所:ベランダ、屋上、陸屋根
- 耐用年数:10~12年
- 特徴:ガラス繊維マットとポリエステル樹脂を使用し、耐久性が高い。
- 費用相場:6,000~8,000円/㎡
- シート防水
- 施工箇所:屋上、ベランダ
- 耐用年数:10~15年
- 特徴:シート状の防水材を使用し、広い面積に適している。
- 費用相場:4,000~8,000円/㎡
- 工法:塩ビシート防水、ゴムシート防水
- アスファルト防水
- 施工箇所:屋上
- 耐用年数:15~25年
- 特徴:アスファルトを用いた工法で、耐久性が非常に高い。
- 費用相場:5,500~8,500円/㎡
- 工法:トーチ工法、熱工法、常温工法
2章 お家にあった防水工事の選び方
お家の状態や用途に合わせて最適な防水工事を選ぶことが重要です。以下のガイドラインを参考にしてください。
- 小さめのベランダ(10㎡以下)
- おすすめ工法:ウレタン防水
- 理由:小規模な面積で乾燥がしやすく、複雑な形状でも施工が容易。
- 複雑な形状や障害物の多いベランダ
- おすすめ工法:ウレタン防水
- 理由:液体状の防水材で細部までしっかりと施工できる。
- 耐久性重視の屋上やベランダ
- おすすめ工法:FRP防水
- 理由:耐久性が高く、熱や衝撃にも強い。
- 障害物のない屋上
- おすすめ工法:シート防水
- 理由:広い面積を効率的に防水できるため、コストや工期が短縮可能。
- 人や車の通行がある屋上
- おすすめ工法:アスファルト防水
- 理由:耐久性が高く、重さにも耐えられる。
3章 防水工事の費用相場一覧表
防水工事の種類 | 費用相場(10㎡) | 費用相場(80㎡) |
---|---|---|
ウレタン防水 | 8~12万円 | - |
FRP防水 | 10~15万円 | - |
シート防水 | - | 40~80万円 |
アスファルト防水 | - | 50~90万円 |
※費用は目安であり、下地状況や面積、使用材料によって変動します。
まとめ
防水工事にはウレタン防水、FRP防水、シート防水、アスファルト防水の4種類があります。それぞれの特徴や費用を把握し、お家の状態や用途に合わせて最適な工法を選びましょう。また、見積もりの際には実際の状況に応じた適正価格を確認し、信頼できる業者に依頼することが大切です。